QP-Days 2005年02月
管理人が観たミュージカル、ストレートプレイなどの観劇記です・・・最近は福本漫画成分増量中。
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『Broardway Gala Concert』
Broardway Gala Concert

2005/02/19(土) 19:00開演 東京国際フォーラム ホールC
2階2列50番(サイドの張出し部分)

日本のミュージカル文化を育て、新しい人材を発掘するスカラシッププログラムの一環としてフジテレビ主催で開催されたコンサートです。N.Yテロを機に始まった「Thank You Broardway Concert」シリーズが 新しくなったものですね。
今回はコンサート中に「未来のミュージカルスター発掘オーディション」が入ります。事前の選考で残ったメンバーの実技オーディションをやって最終選考となる、との事だったのですが・・・これについては後程。

★本日の演目(翌20日の公演は出演者、曲目に一部変更あり)
<一幕>
ニューヨーク・ニューヨーク(オン・ザ・タウン?踊る大紐育)全員
ニューヨーク・ニューヨーク(ニューヨーク・ニューヨーク)成瀬こうき
トゥナイト(WSS)純名りさ/別所哲也
スィングしなけりゃ意味がない(スィング!)玉野和紀
ゲッセマネ(JCS)岡幸二郎
シーズンズ・オブ・ラブ/ホワット・ユー・オウン(レント)山本耕史
アンユージュアル・ウェイ(ナイン)純名りさ
アイ・スティル・ビリーブ(ミス・サイゴン)久野綾希子/島田歌穂
アルゼンチンよ泣かないで(エビータ)香寿たつき
すべては薔薇と花開く(ジプシー)鳳蘭

二幕
オーデションコーナー
ショウほど素敵な商売はない(アニーよ銃を取れ)全員
オール・ザット・ジャズ(シカゴ)真琴つばさ
時が来た(ジキル&ハイド)岡幸二郎
もう恋などしない(プロミセス・プロミセス)香寿たつき/鈴木綜馬
キャバレー(キャバレー)真矢みき
ピープル(ファニーガール)鳳蘭
この家の主(レ・ミゼラブル)斎藤晴彦
星よ(レ・ミゼラブル)鈴木綜馬
オン・マイ・オウン(レ・ミゼラブル)島田歌穂
マリア(WSS)別所哲也
メモリー(キャッツ)久野綾希子
アプローズ(アプローズ)全員

観終わった感想。
うーん、満腹。普段はこんなメンバーが揃うことないですからねー。
鐘の音と共に開幕。コンサートのロゴマークがライトに浮び出演者の皆さんが登場。横一列に並んで1曲目の『ニューヨーク・ニューヨーク』。司会はフジテレビのアナウンサーの牧原さん。最初に書きます。彼の司会は最悪でした!!!フーッ。
今回のコンサートで唯一にして最大の不満はこの司会!!!カンペ見ながらなのは、まあ良いです。でもフリートークがちゃんと繋げないってどーよ?中盤からは彼じゃなく出演者の皆さんでトーク進行進めちゃってたじゃん!ミュージカル作品に対する基本知識がないから会話を続けられないのが傍目にも丸わかりってのはマズいでしょう。同じフジのアナウンサーならミューオタな笠井さんや軽部さんに来て欲しかったよ(><。

各曲の感想をサクサクと。

★『ニューヨーク・ニューヨーク』
成瀬さんソロ。ブロードウェイの街をバックにパワフルに歌ってます。
『トゥナイト』
別所さんの甘いイイ男声と純名さんの澄んだ声のハーモニーが素敵でした。別所さんはWSSを観てミュージカルっていいなぁーと最初に思ったそうです。「そろそろトニーもキツイ年なんでー」みたいな話をしてました。

★『スィングしなけりゃ意味がない』
玉野さんとタップダンサーズ。歌ではなくタップのみです。玉野さんのタップはスピードとキレの良さ命!な感じかなぁ。

★『ゲッセマネ』
四季版の歌詞ではなく、忠の仁さん訳詞版。私は初めて聞きましたがなかなか判りやすい訳でいいですね。岡さんのジーザスは綺麗な印象です、やっぱり。山口さんの孤高感や柳瀬さんの生真面目さとは違う華やかさを感じちゃいます。
岡さんは詰め襟風の上着に袴の様なロングスカート(?)で登場。(この歌はコレだったハズ。岡さんは出てくる度にお着替えしてました(笑))
トークでは玉野さんがタップを踏んでみせてくれて岡さんが「うわー、タイプライターみたい」とかツッコんでました。玉野さんは元々ダンサー志望だった訳ではなくたまたま上手くなっちゃった的な感じだそうです。
岡さんはJCSは思い出の舞台で好きだから歌っちゃった♪と楽しそうに話してました。歌詞が歌詞だけに自宅ではあまり練習できないんですー・・・って以前にどこかの誰かも同じ話をしてましたね(^^;

★『シーズンズ・オブ・ラブ/ホワット・ユー・オウン』
舞台の上にバンドセットが運ばれてきてRENTです!プログラムには『シーズンズ・オブ・ラブ』しか載っていなかったのですが、『ホワット・ユー・オウン』も歌ってくれたんですよ!!!くづきはRENTの中ではこの歌が一番好きなので非常に嬉しかったです。しかも山本くんだけじゃなくRENTキャストメンバーも来てくれて歌ってくれたんですわ。(彼等もパンフには載っていませんでした)な・の・に、牧原さんってばその事にはほとんど触れてくれずにそのまんまスルー。ええー!!!あまりにアッサリ終わってしまったので「え?今の石原さんたちだったよね?衣装だけソックリさんじゃなかったよねぇ?」と思ってしまう始末。
日本版RENTもう一度みたいなぁ。山本くんはマークまたやりたそうだよね。

★『アンユージュアル・ウェイ』
すんません。『NINE』は私が観た事がないのでどういうシーンの歌なのか全くわかってません。でも今はもういない人への想いを伝える歌詞が艶っぽくて良かったです。(これで今年の『NINE 』再演公演を観に行くこと決定!)

★『アイ・スティル・ビリーブ』
えーと、これは去年帝劇でやってた『ミス・サイゴン』と同じ曲ですよね?雰囲気が全然違って聞こえてビックリですよ!エレンとキムの年齢が高いから当然なんだけど、もの凄く大人な雰囲気でねぇ。伝わってくるシリアス度が格段に違うんです。クリスを巡って運命の糸で結ばれた2人の女性の姿が浮び上がってくるようで、これだけで泣けそうでした。ゾクゾクもの。

★『アルゼンチンよ泣かないで』
ALWの曲ってなんでこうキャッチーなのかしら。香寿さんの暖かい声でホワ?ンと包まれた気分。

★『すべては薔薇と花開く』
鳳さんスゲー!一瞬で舞台の色を変えちゃうパワーですよ。キラキラのドレスでパワフルなステージママですよ!あなたが大輪の薔薇です!!!

これで1幕終了!1時間位だったかな?この時点で結構おなか一杯ぎみ(笑)。
2幕はオーデションからスタート。

『sing sing sing 』の曲で最初にダンサーさんたちがバーッと出て来て踊ったんですが、この中に今日のオーディション参加者がいるのかなー?と注目。でも、このコーナーはダンサーさんだけでした。後からナンバーをつけた10名の参加者登場。
男性3人、女性7人。順番に1分間の持ち時間で歌やダンス、寸劇など自分の得意分野を披露するシステム。
今回のオーディションは参加条件がプロアマ問わずだったので、全くの新人さんから劇団の研究生、既にアンサンブルなどで各舞台に立っている役者さんまで混合で参加されていたようです。
時間が1分って短いようで意外に長いもので、演者次第で大分印象がかわります。うーん、やっぱり難しいものですね。1幕で現役最前線にいる役者さんを観た後だとやはりまだまだなのが凄くわかっちゃう。ミュージカル役者って要求されるものが格段に多いなー、と。一瞬で「世界」を作って、観てる人間を納得させるって大変な事だよね。
オーディションは今回の3公演を通して10人づつに行われるので、その場で合格者の発表などはありません。一応観客にも投票権があったのですが、終演後にロビーに置かれた用紙に勝手に記入、というなんとも不親切なものだったのでイマイチ盛り上がりにかけました。(入場時に1枚づつ用紙を配るとかして欲しかったなぁ)
※んでもって、結局最終的に誰が勝ち残ったのかは未だに不明・・・前のチャリティ同様フジテレビサポートは後始末が中途半端ねー。

★『ショウほど素敵な商売はない』
歌穂さんの声でスタート。1幕の初めと同じように全キャストが並んで歌です。山本くんが一生懸命カンペみながら歌ってるのがなんかイイ。体でリズムを取りながら楽しそうな綜馬さん。上手に男性キャスト、下手に女性キャストとわかれていたのでどうしても目の前の男性キャストに目がいっちゃうのでした。
袖で観ていた直前のオーディションについての感想を聞かれて、昔を思い出した別所さんや「私も緊張しちゃったー」と言う歌穂さん。純名さんはオーディションは楽しくて好きらしいです。緊張感がいいのかな。

★『オール・ザット・ジャズ』
宝塚を退団して間もない真琴さんは全体に男役の雰囲気で。スーツ姿で流し目バンバン飛ばしてました。

★『時が来た』
暗い舞台に袖から岡さんが出てきただけで微妙にザワめく客席。なぜならば、岡さんの今度の衣装は裾ズルズルのハイウエストで絞ったロングコート(色は深いピンク?)。下は仕立ての良さそうなシャツにベスト、とどめは膝上までのロングブーツ!!!これでカボチャパンツまで履いてたら完璧王子様!なスタイルだったからです。しかも、フツーに似合ってるし。なんでも似合うなこの人。
この歌はそういえばジキル博士の栄光の瞬間の歌だったよなぁーとポンッと胸に入って来ました。岡さんの堂々した歌いっぷり、素敵でした。

★『もう恋などしない』
ムハー!!!今日一番の萌えポインツ!!!
フワッとした素材のワンピース姿で歌う香寿さんがちょっとすねたように甘い声で「♪もう恋なんてしない?」と歌う可愛らしさにクラクラ。隣でエスコートする綜馬さんの健全な癖に妙なエロさがたまらん!!!綜馬さんは中身がイギリス人なの?って感じ。最後に手を取ってキスしたと思ったら、そのままホッペにもチュ!ですよ。香寿さん本気で照れてるみたいでした。

★『キャバレー』
去年の日本版公演でも真矢さんのキャバレーは聞いているんですが、今回の方が良かったかも。明るさとバイタリティと哀しさと良い感じのMIX具合だったかなぁ。

★『ピープル』
鳳さん、今度はしっとりした雰囲気で歌い上げます。でも衣装はピンクのファーをまとったセレブなお姿でやっぱりスターオーラだしてます。
トークでは真矢さん鳳さんの元宝塚コンビの息のあった会話で司会の牧原さん置いてけぼりで盛り上がってました。大先輩と下級生の関係ですね。鳳さんは宝塚をやめた最初の舞台が『ファニーガール』で共演した岡田真澄氏に薔薇の花を送られてビックリしたとか、真矢さんは初めて宝塚の舞台を観た時に鳳さんが出ているのを観て「外人さんがいる?」と思ったとか。

★『この家の主? 星よ?オン・マイ・オウン』
斉藤さん1人きりの宿屋は寂しいよー。斉藤テナルディエってアッサリめなのに底が見えない感じで妙な恐さがあるなぁ・・・5月の2000回記念公演が楽しみ。
綜馬さんのジャベールは以前にキャスティングされていた時よりも声の響きが深くなってるかも。おおー、イイ雰囲気。
歌穂さんのエポニーヌはやっぱり最強かもしれない(><。彼女の届かない想いの切なさが溢れてくるみたいで良かったです。あうあう。

★『マリア』
別所さんはこの歌を歌うにはちょっと大人すぎかもー。低くてすごくイイ声なんだけど少し初々しさが欲しかったなぁ。

★『メモリー』
CDと同じ声だー!とそれだけでくづきの中にテンションがあがってしまいました。クライマックスでパーッと視界が広がるような感覚。これがいいんじゃよ。

★最後はまた全員で『アプローズ』。
皆さん並んで和気あいあいとした華やかな雰囲気で終演でした。

結局休憩含んで3時間近い公演。ハフー、満足、満足。
最後にオーディション参加者の人たちも舞台に再登場。この中から何年後かにはセンターに立つ人が出るかな。どうかな。
年に1度位はこういうガラコンはやって欲しいですね。(4月にすぐ追加公演はどうかと思いましたが)
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『そして誰もいなくなった』
2005年2月6日(日)ソワレ 
ル・テアトル銀座 1階22列12番

★キャスト
ロンバード/山口祐一郎・ヴェラ/匠ひびき
エミリー/金沢碧・ウォーグレイブ/天田俊明・マーストン/今拓哉
アームストロング/金田賢一・マッケンジー/長谷川哲夫
ブロア/井上高志
ロジャース/三上直也 ・ロジャース夫人/中島ゆたか・ナラコット/野本博

再演です。ミステリーで結末の判っている作品で特に新演出もなし、という事で「楽しめるかなぁ?」と思ったのですがアハハハハ、面白かったよ?!
初演とほとんど同じキャストメンバーという事もあってか、全体にいい具合に力が抜けてる感じが良かったのかなぁ。ずっと張り詰めた雰囲気な訳ではなく緩急のテンポが良くなった感じです。初演の時よりも笑いの要素は増えたかも。
今回くづきの周りの席のお客さんは初見の方が多かったみたいで何ケ所かある銃声やビックリポイントで一斉にビクッ!と驚くのにこっちが驚いたよー(^^;

開演前には「携帯電話は来てね!」放送で山口さんと匠さんのバカップル設定がまたまた登場。「タコめし弁当」って美味しいのかぁ?

あの無気味なメロディの兵隊さんの歌が流れて開演です。ひそかに兵隊さんストラップとかグッズで出ないかな?と思っていたんですが・・・まぁ、出ないわな。

●山口ロンバード
久々に生山口さん。前回の公演の時より腹黒そうな印象が最後まで残りました。軽口叩いてても周りを信用してない感じ。ラストのヴェラとのやりとりでも彼が善か悪か判らない雰囲気がありました。これは良かった。
最初のピアノを弾くシーンでヴェラの胸にグーっと顔をよせて見とれるところは可愛いのぅ。「レクイエム」はやっぱり唐突に歌い始めちゃうんだけど、半ば力技で聞き入らせてしまうのはさすがだなぁ、と。
最後の死んだ振りからの復活でソファの影から足だけスーッと出すのはギャグですかか。随分余裕あるじゃないか、ロンバード!(笑)

●匠ヴェラ
前回は妙にヒロインしてるというか、周りからちょっと浮いてる感じだったんですが、今回は周りに上手く溶け込んでる感じ。連続殺人物ミステリーで「この人は最後まで生き残りそう」と最初から判っちゃうのは減点だと思うので、今回の溶け込み方はいいんじゃないでしょうか。衣装がちょっと変更になっていてオードリー色が薄くなってました。

●今マーストン
最初に裁きを受けるマーストン。やっぱり今回も1幕でサヨウナラ。ホゥ?!の雄叫びはそのままだったけど、無理矢理な若作り感は抑え目になってました。出番が短いからこれくらいのインパクト勝負でいいのか。子供をひき殺した悪人キャラの憎々しさはありますよね。

●金沢エミリー
沢田さんから金沢さんになったので彼女は印象が敬虔な老女からお堅いオールド・ミス風になりました。彼女の過去の犯罪への疑い度があがった感じで良い配役です。

●金田アームストロング
金田さんはスラーっとしてて神経質そうな感じがいいです。
ロンバードとは対照的な雰囲気で好きだなぁ。

●長谷川マッケンジー将軍
将軍は追い詰められて心が壊れてしまってからが泣ける。今まで胸に隠してきた罪を暴かれたことは、もしかすると彼に取っては「救い」になったのかも、って思ってしまいました。

●三上&中嶋ロジャース夫妻
三上さんは小悪党っぽさが良かったです。中嶋さんは前回より美人度があがってた気が。

●井上ブロア
ブロアも小市民的な「黒さ」が増したかな。会話してる時の表情の端々に警戒心が出てるような印象。後半のロンバードと一緒におちゃらけてる時の気楽さがいい感じ。彼の「罪」は直接的な殺人ではない分、本人の罪の意識はかなり低いと思うんです。(賄賂をもらって無実の人間を刑務所に送った悪徳警官。被疑者は刑務所内で殺されてしまった)その辺の恐さが彼の陽気さに出てるかなー、と思いました。

●天田ウォーグレイブ
堂々した態度で皆をミスリードへ導く彼。最後のマント姿は前回公演より様になるようになっていました。狂気の度合いはちょっと下がってたかも。

ラストの演出が前回の急展開ドタバタ風味よりも少し落ち着いた感じになっていて、後味は悪くなかったです。ヴェラのとまどった表情とロンバードの明るい声がイイです。最後に山口ロンバードにやられちゃったなぁーって気分。
※小説版と戯曲版の違いを知らないと、いろいろな意味でポカーンとしてしまうかもしれません。

オマケ。
本編を観たのは今回はこの1回だけでしたが、15日に人と会う為に再び終演時間前の劇場へ行きました。この日は東京公演の千秋楽だったんですねー。ロビーで終演を待っている間に天井のスピーカーから舞台の声がちょっと聞こえてきて得した気分。スタッフさんたちが「今日は皆乗ってるねー」なんて話しているのも聞こえたりして、なんだか良い雰囲気でした。
カーテンコールでの大きな拍手やかけ声も丸聞こえ(^^;
そして、ダッシュで楽屋口へ走るお姉様たちの集団にビックリ、でした。
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